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【知ってないと損】新鮮な生もずくを保存するための効果的な冷凍方法とは?

コラム | 2023.08.04

夏の美味しい風物詩、生もずく。その鮮度を長く保ち、一年中楽しむためには適切な冷凍方法が欠かせません。この記事では、新鮮なもずくを最適に冷凍するための手順とコツについて詳しくご紹介します。

 

生もずくの正しい冷凍方法とコツについて

生もずくを最適に冷凍する方法とコツについて説明します。

洗浄と下処理

①新鮮なもずくをよく洗い、砂や汚れを取り除きます。水で数回洗い流すことをおすすめします。

②もずくの長い茎部分を切り落とし、必要な長さにカットします。
※傷んだ部分や余分な茎を切り落として、新鮮なもずくだけを用意します。

ブランチング

①鍋にたっぷりのお湯を沸かし、もずくを30秒から1分間茹でます。
※茹ですぎ注意

②茹で上がったらすぐに氷水に入れ、冷やして茹で止めます。これにより、もずくの色合いや食感を保つことができます。

パッキングと冷凍

①よく水けを切ったもずくを適切な大きさに分け、食べる分量ごとに仕分けします。

②適切な冷凍用容器やジップロック袋にもずくを入れ、できるだけ空気を抜いて密閉します。

凍結と保存

①冷凍庫の温度を-18℃以下に設定し、もずくを凍結させます。急速冷凍が品質を保つポイントです。

②もずくが完全に凍ったら、冷凍庫で保存するために適切な場所に移動させます。

解凍と活用

①解凍する際は、冷蔵庫でゆっくりと解凍するか、流水で解凍します。急激な温度変化を避けましょう。

②解凍したもずくは、早めに使用することをおすすめします。生もずくの風味や食感を楽しむために、できるだけ鮮度を保って食べましょう。

※生もずくの冷凍は、鮮度を保つために重要なステップです。適切な洗浄、ブランチング、分け方、冷凍速度、解凍方法などを守ることで、一年中美味しいもずくを楽しむことができます。

 

生もずくを冷凍保存する《メリット》

生もずくを冷凍保存するメリットについてご紹介します。
主なメリットは以下の5つになります。

鮮度の保持

生もずくを適切に冷凍保存することで、その鮮度を長期間保つことができます。ブランチングや適切な包装を行うことで、色鮮やかな状態や食感をキープすることが可能です。

生もずくを一年中楽しめる

もずくの季節が終わっても、冷凍保存によって一年中楽しむことができます。冷凍庫にストックしておけば、好きなタイミングでもずく料理を楽しむことができます。

栄養素の保持

適切な冷凍方法を使用すれば、もずくに含まれる栄養素をほぼそのまま保つことができます。特にブランチングを行うことで、栄養素の損失を最小限に抑えることができます。

便利な調理素材

冷凍保存されたもずくは、急な料理の際に便利な調理素材として活用できます。解凍するだけで、いつでも手軽にもずく料理を楽しむことができます。

食材の無駄を減少

新鮮なもずくをそのまま使い切れない場合でも、冷凍保存すれば無駄になることがありません。食材の廃棄を減少させることができるため、環境にも配慮した選択です。

 

生もずくを冷凍保存する《デメリット》

生もずくを冷凍保存することでメリットだけではなくデメリットもあります。

以下でご紹介します。

解凍時の水分の影響

もずくを解凍する際に、その水分が料理に影響を与えることがあります。例えば、解凍したもずくから水分が出てしまい、料理の味が薄まることがあるかもしれません。また、解凍時に余分な水分をしっかりと取り除くことが難しい場合もあります。

解凍に時間がかかる

もずくを冷凍保存してから解凍する際、十分な時間がかかることがあります。特に冷蔵庫でのゆっくり解凍を推奨する場合、急いで料理を作りたい時には待つ必要が生じるかもしれません。

解凍失敗による食品安全上のリスク

適切な解凍方法を守らない場合、細菌が繁殖する可能性があります。特に流水での解凍や常温での解凍は、食品安全上のリスクを高めることがあるので避けるべきです。

 

生もずくを冷凍保存する時の注意点

生もずくを冷凍保存する際に注意しておきたいポイントがあります。

1つ目が「保存容器の選び方が重要」です。冷凍保存に適した容器を選ばないと、冷凍中にもずくが空気にさらされて品質が劣化する可能性があります。空気に触れることで「フリーザーバーン」と呼ばれる凍傷が生じ、品質を損なうことがあります。
2つ目が「一度解凍した生もずくを再冷凍」です。これに関しては、生もずくだけではなく、肉やお米など食品のほとんどが該当することですが、一度解凍したもずくを再冷凍することは、品質の劣化や細菌の繁殖を招く可能性があります。解凍した分量を使い切るよう心がけ、余分なもずくを解凍しないよう注意が必要です。

 

まとめ

今回の記事は「新鮮な生もずくを保存するための効果的な冷凍方法」についてご紹介しました。
生もずくを冷凍保存することで、旬の時期だけではなく一年通して食することができます。生もずくは栄養素が多く含まれている海藻として有名なので、一年間健康的な食事をすることができるということですね。
但し、冷凍保存に関してはメリットもあればデメリットもあります。

生もずく冷凍方法を間違ってしまうと食品安全上のリスクが高くなってしまいます。今回ご紹介しました、冷凍保存する際の注意点などをしっかりと理解した上で生もずくの冷凍保存をしてみてはいかがでしょうか。

 
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