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沖縄県南城市にある「てんぷらの島」奥武島ってどんなところ?
コラム | 2021.04.27
沖縄に「天ぷらの島」とか「天ぷらの聖地」と紹介されている島があることはご存知でしょうか?
奥武島(“おうじま”と読みます)という南城市最南端にある、橋を渡って車で行ける離島です。周囲1.7kmの小さな島です。島酒家がある南城市玉城からとっても近いので行ってみましょう。「奥武島入口」の信号を島に向かって進んでいき、短い橋を渡ります。橋のすぐ真下が海水浴場になっていて、夏になると子どもたちが遊ぶ姿が見られます。この橋から飛び込んでいる人たちもいるんですよ。奥武島ハーリーでも、三番目「流れ船」で漕ぎ手が橋から海に飛び込み、そのまま船に乗り込んでエーク(櫂)を漕ぐんです。高さ5メートルはあろうかと思われる橋から海に飛び込む光景も奥武島名物の一つです。(もちろん自己責任なのでご注意くださいね)
橋の飾りをよーく見ると、ハーリーの爬龍船(はりゅうせん)になっています!魚の絵はトビウオでしょうか。カワイイ!
橋を渡ってすぐに、てんぷら屋さん発見!奥武島3大てんぷら店のひとつ、中本鮮魚店です。並んでますね!鮮魚店なのでおさしみなども買うことができます。2Fは食堂になっています。
そのまま島を一周してみたいと思います。海沿いの道を右側に進んでいきます。奥武島へあおさの時期に行くと、おばぁが、こっちのはみそしるに、こっちのはてんぷら向きだよ、とあおさを採りながら教えてくれたりします。私は全然わかりませんが、柔らかさが違うのだとか。今日は引き潮のタイミングだったこともあり、あおさの養殖網が見られました。
再度道に戻り、そのまま進んでいくとてんぷら屋さんがあります。こちらも奥武島3大てんぷら店のひとつ、大城てんぷら店です。こちらのお店は揚げ置きせず、注文が入ってから揚げるスタイル。厚いふわふわの衣が特徴です。
島を半周くらいすると、海沿いの道ではなくなります。そのまま進むと漁港が見えてきました。
漁港の方に進むと、奥武島いまいゆ市場があります。“いまいゆ”は新鮮なお魚という意味です。
市場で鮮魚店でおさしみを買ったりできます。
道をはさんだ向かいには奥武島海産物食堂があります。毎日新鮮穫れたてのイマイユ(鮮魚)がバター焼きや煮付けなどの定食や豪快な海鮮丼などで味わえます。もちろんてんぷらもありますよ!そして、奥武島3大てんぷら店の最後の一軒、「てるちゃん天ぷら」も同じ並びにあります。
漁港を過ぎると橋のところまで戻ってきました。「てんぷらの島」奥武島を一周してみましたが、車で5分くらいでした。
ちなみに、島酒家スタッフ10名に奥武島のてんぷらやさん、どのお店のてんぷらが好きですか?聞いたところ、全員が大城てんぷら店を選びました!ということで、今回は大城てんぷら店で注文してみましょう。注文用紙に正の字を書いて注文します。ひとつ80円と安い!島酒家スタッフの人気は、①魚、②イカ、③あおさでした!奥武島名物のもずくのてんぷらも注文してみたいと思います。注文用紙に正の字を書いて注文します。注文用紙をよーく見ると「うむにーてんぷら」や「田芋」など、沖縄ならではのてんぷらもありますね。
番号札をもらって、順番待ち。隣にはパーラーもあります。暑い日は沖縄ぜんざいや、かき氷を食べながら待つ人たちも。向いの道の階段から、奥武島ビーチへおりることもできます。順番待ちが長い時は海で遊びながら待つのもいいですね。今回はせっかくなので奥武島ビーチに行って食べましょう。進んでいくと。廃墟のような建物が見えてきました!イノー(浅瀬)で磯遊びをしたり、釣りをしていますね。カヤックやSUPをする人たちもよく見かけます。
さっそく出来立てアチコーコーのてんぷらをいただきましょう!まずは魚てんぷら。スティック状です。本土の天ぷらと衣の厚さも全然ちがいますよね!
今日の魚てんぷらはマグロです。沖縄の魚てんぷらはマグロが多いです。スーパーの鮮魚コーナーを見ても、まぐろの刺身コーナーがあります。そしてたくさんある!本土から引っ越してきてびっくりしたことの一つです。
実は、沖縄で水揚げされる魚で最も多いのがマグロ。そして沖縄には、日本国内で水揚げされる4種類のマグロ(クロマグロ、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンナガマグロ)のすべてが揃います。近海に漁場があるため冷凍せずに“生鮮マグロ”の状態で港にあがります。沖縄にきたら、ぜひおいしいマグロを食べてくださいね。
次に、イカのてんぷらです。見た目は魚てんぷらと一緒のスティック状です。弾力ある歯ごたえがたまりませんね。
おきなわあるあるですが、魚てんぷらと、イカてんぷらの見分け方が難しいんです。魚の方が黒っぽく、イカの方が白っぽいかな?皆さんはどちらが魚、どちらがイカかわかりますか?
次にアーサ(あおさ)てんぷらです。大城てんぷら店の名物です!見てください、この大きさ!そして薄くてカリカリです。たまりません。
もずくてんぷらも、もずくのもっちり感と、てんぷらのサクサク感がいいですね。
沖縄の人たちはウスターソースをかけて食べるのが好きな人が多いです。おきなわの粗挽き島唐辛子や南部唐辛子もオススメですよ!
今回はてんぷらの島、奥武島をご紹介いたしました。
海水浴場やビーチは子どもが遊びやすいということもあり、公園等に行く感覚で奥武島いこうかー、となります。てんぷら片手にお手軽ピクニック、といったところでしょうか。地元の人たちにとっても身近な場所です。
まとめ:
・奥武島は南城市にある「てんぷらの島」
・奥武島3大てんぷら店は「中本てんぷら店」「大城てんぷら店」「テルちゃんてんぷら」
・島酒家スタッフ一押しは「大城てんぷら店」
沖縄南城市に来ることがあれば、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!
<今回ご紹介した場所>
<今回ご紹介した商品>
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■奥武島3大てんぷら店
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